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ご縁あって、岩手県の宮古市にある
「シネマ・デ・アエル」を訪れるようになりました。
震災からの復興の地。
最初は、そのイメージでした。
でも、何度か訪れて、イベントに参加したり
いろいろな方とお話したりしているうちに
「震災からの復」がとれて「興す」力が
ここにはあるんだなあと感じるようになりました。
私にはふだん、当たり前にそろっている
いろいろな環境や条件、そういうものの
最初の芽吹きを見ているように思えたのです。
アートで町興しは、いまでは珍しくなくなり
なかには、すっかりビジネスライクになっている地も
ある中で、ここの「シネマ・デ・アエル」に集う方々は
シネマ上映を主に、人と文化とアートを大切にする初心
を、守り続けている、そんなふうに感じます。
興す力は、アート力。
そんなふうに考えている私には、新鮮な学びが
ここにはあって、年に一回ですが訪れています。
▶明日、明かし
古くから宮古市に伝わる「松明かし」という風習が
あります。8月のお盆のころに、家々の玄関先に置いたフライパンの中で松を、燃やします。
この風習にちなんで、「灯り」をつくって飾る
ワークショップのお手伝いをしています。
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